大人のてんかんの症状

てんかんとは小さな子どもが罹ることの多い病気だという認識があると思います。しかし、成人してからでも急にてんかんを発症することがあります。ストレスや睡眠不足などでも、てんかんに影響を与えています。

 

てんかんが交通事故の原因となったとされるニュースは記憶に新しいところです。人によってはてんかんに良くないイメージを持っておられるかもしれません。ですが、難治性のてんかん以外は抗てんかん薬でコントロールしていくことが可能なのです。

 

一部の職業に就くことは制限されるなど社会的にはなかなか理解を得にくいかもしれませんが、周囲からの協力や理解があればふつうに生活をしていくことも可能なのです。遺伝する病気ではありませんし、日常生活に影響がでない程度の症状であるのなら、就業することも出産するのも大丈夫です。

 

子どものてんかんと大人のてんかんでは少し違った形で発作の発症があります。子どもであっても、大人であっても基本的にてんかんの主な症状がけいれんであることにかわりはありません。

 

子どもがてんかんの症状を引きおこす場合は、数秒間意識がとぎれたかのようにぼうとし、動作がとまることが多いです。こういった症状を欠伸発作と呼んでいます。

 

大人の場合、意識がぼんやりする時間が子どもにくらべて長くなるという特徴があります。加えて、口をもごもごと動かしていたり、手をぐにぐにと動かしたりする症状がでることもあります。

 

こういった発作が起きてしまうと、患者には発作時の記憶がなくなってしまいます。また、外部刺激の感覚にも無頓着になるという特徴があります。

 

熱いもの、冷たいもの、刃物、などの危険なものに触れても気がつくことがありません。また、動きがとまらずに生命の危機に瀕するような危険に迫ってしまうこともあります。